日本医薬品添加剤協会
Safety Data
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和名 重質無水ケイ酸
英文名 Heavy Anhydrous Silicic Acid

CAS
別名 
収載公定書 
用途 流動化剤,滑沢剤,賦形剤


重質無水ケイ酸についての文献がないため以下、ケイ酸について記載する


単回投与毒性

動物種

投与経路

LD50(mg/kg体重)

文献

マウス

経口

>5 g/kg

Kimmerle, 1968 1)

マウス

静脈内

5.4 mg/30g LD

Glomme, 1958 2)




以下については該当文献なし
反復投与毒性
遺伝毒性
がん原性
生殖発生毒性


局所刺激性
ウサギ6羽を用いて、ケイ酸の眼粘膜刺激性を10施設でそれぞれDraize法で調べた。24時間目の角膜混濁の評点は7施設でゼロであったが,残り3施設では,0.42, 0.03, 0.04と軽度であった。虹彩炎はいずれの施設も認めなかった。結膜の紅斑の評点は平均1.46を示した。結膜の分泌物は平均0.65であった。Francis, 1973 3)


その他の毒性
該当文献なし


ヒトにおける知見
被検者2名にケイ酸末50 mg50 mL液で与えた。尿中で軽暖が重合するのを防ぐために20分間隔で更に液体を与えなければならなかった。Baumann, 1960 1)

胃炎あるいは腸炎の患者に非晶質ケイ酸を12%濃度で60-100 g3-4週間経口投与した。その結果、有害事象は認められなかった。尿中には1/1000量のケイ酸の排泄がみられた。Sarre, 1953 1)


引用文献
1) WHO Food Additive Series No. 5 : Silicic acid (accessed; Mar. 2005)
,  (link to WHO DB192),  (link to WHO DB260)
2) Glomme J, Holmquist C-E, Swensson A, Studies on the toxicity of silicic acid, AMA Arch. Indust. Health, 1958; 17: 204-209
3) Marzulli FN, Ruggles DI, Rabbit eye irritation test: collaborative study, J. Assoc. Official Analyst. Chem., 1973; 56: 905-914

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