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和名 グルコン酸 英文名 Gluconic Acid CAS 133-42-6 (link to ChemIDplus), 526-95-4(D体) (link to ChemIDplus) 別名 グルコン酸液 収載公定書 薬添規(JPE2018) ,食添(JSFA-IX) 用途 pH調節剤 ■JECFAの評価 (link to JECFA) ADI(1日許容摂取量)は「特定しない」と評価されている。1) (第51回会議 1998年) ■単回投与毒性 (link to ChemIDplus) ■反復投与毒性: (link to TOXLINE), D体 (link to TOXLINE) ネコ 5匹のネコにグルコン酸1g (10%液)を14日間強制経口投与した。嘔吐及び下痢が時々認められたが、尿検査、剖検所見ならびに肝臓、肺及び腎臓の病理組織検査に異常は認められなかった1) (Chenoweth et al., 1941)。 イヌ 3匹のイヌにグルコン酸1g (10%液)を14日間強制経口投与した。一般状態、尿検査、剖検所見ならびに肝臓、肺及び腎臓の病理組織検査に異常は認められなかった1) (Chenoweth et al., 1941)。 ■遺伝毒性 S. cervisiae株、S. typhimurium株を用いた復帰変異原試験において、0.25又は0.5%グルコン酸は代謝活性の有無にかかわらず、変異原性を示さなかった1)(Litton Bionetics, Inc., 1974). ■がん原性 該当文献なし ■生生殖発生毒性:D体 (link to DART) ■局所刺激性 該当文献なし ■その他の毒性 該当文献なし ■ヒトにおける知見:D体 (link to HSDB) 5名の健常人にグルコン酸5-10gを経口投与した。血尿、蛋白円柱、尿糖は観察されず、腎臓に対する影響は認められなかった1) (Chenoweth et al., 1941)。 グルコノ-δ-ラクトン、グルコン酸、グルコン酸マグネシウム、グルコン酸ナトリウム、グルコン酸カリウム、グルコン酸第一鉄がヒトに投与されているが(Nugent, 1940; Bernhard, 1951; Parker, 1940; Teeter, 1945)、胃腸及び腎臓に悪影響が認められていないことから、いずれの化合物も毒性が低く、認容性も良好と結論されている1) (Prescott et al. 1953) 。 ■参考文献 OECD database (link to SIDS) 1) WHO Food Additive No.42 Gluconic Acid. 1981 (accessed ; Sept. 2004) (link to WHO DB) |メニューへ| |
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