日本医薬品添加剤協会 |
和名 ヒマワリ油 英文名 Sunflower oil CAS 8001-21-6 (link to ChemIDplus) 別名 サンフラワー油 収載公定書 薬添規(JPE2018) 外原規(2006) EP(5) 用途 賦形剤 ■JECFAの評価 評価は終了していない。 ■単回投与毒性 該当文献なし。 ■反復投与毒性 (link to TOXLINE) Sprague-Dawley系ラット雄にヒマワリ油,劣化(酸化)ヒマワリ油を飼料に混入して4週間投与した。4%ヒマワリ油群,4%劣化(酸化)ヒマワリ油群,2%劣化ヒマワリ油及び2%ヒマワリ油群,4%脂質群,脂質を飼料に含まない対照群の5群を設けた。その結果,ヒマワリ油投与群では著変はみられなかったが,劣化ヒマワリ油を与えた群では対照群と比較して,体重増加が1/4に抑制された。また,糞の脂質含量の増加,肝臓の脂肪変性,肝臓のリノレイン酸含量の減少,単不飽和脂肪酸の増加がみられた。肝ホモジネート中のシチジル酸トランスフェラーゼが増加し単不飽和脂肪酸の変動との関連が疑われた。アラキドン酸は劣化ヒマワリ油群のリン脂質で増加した。これは,アラキドン酸の合成が促進したか,エイコサノイドの生合成が停止したことが予想された。1) (Blanc et al., 1992) ■生殖発生毒性 (link to DART) 以下については該当文献なし ■遺伝毒性 ■がん原性 ■局所刺激性 ■その他の毒性 ■ヒトにおける知見 ■引用文献 1) Blanc P., Revol A., Pacheco H Chronical ingestion of oxidized oil in the rat: Effect on lipid composition and on cytidylyl transferase activity in various tissues. Nutrition Research 1992; 12: 833-844 |メニューへ| |
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