和名 クロルヘキシジン塩酸塩
英文名 Chlorhexidine Hydrochloride
CAS 3697-42-5
(link to
ChemIDplus),
(link to
JAN DB), (link to
JANe DB)
別名 塩酸クロルヘキシジン
収載公定書
局方(JP17) 外原規(2006) EP(5)
用途 防腐剤、保存剤
■単回投与毒性 (link to
ChemIDplus)
■反復投与毒性 (link to
TOXLINE)
■遺伝毒性
純度99.23%の塩酸クロルヘキシジンの遺伝子突然変異をマウスリンホーマL5178細胞を用いて、濃度0(DMSO)及び0.25〜16.0ug/mL、4時間暴露の代謝活性化及び非代謝活性化条件で評価した。濃度は溶解性と細胞毒性から選択した。2日の突然変異発現期間後、各3枚のディッシュで突然変異頻度及び播種効率を観察した。陽性対照は非代謝活性化でethylmethane sulfonate、代謝活性化では3-methylcholanthreneであった。塩酸クロルヘキシジンには、突然変異頻度に有意な増加はなかった。1) (California
Environmental Protection Agency)
最低純度95.6%であるロットS-140の塩酸クロルヘキシジンの遺伝子突然変異をラット肝細胞を用い、0, 0.0242, 0.0484, 0.0968,
0.242, 0.484, 0.968, 2.42, 及び4.84ug/mLの濃度、18〜19時間で評価した。塩酸クロルヘキシジンには、ラット肝細胞の核ラベリングに有意な変化はなかった。
1) (California Environmental Protection Agency)
純度99.6%以上の塩酸クロルヘキシジンの遺伝子突然変異をチャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて、0(DMSO), 0.1, 0.3, 1.0, 3.3,及び10ug/mLの濃度で、代謝活性化では2時間、非代謝活性化では10時間の暴露で評価した。陽性対照は非代謝活性化ではmitomicin Cを, 代謝活性化ではcyclophosphamideを用いた。塩酸クロルヘキシジンには、代謝活性化の有無にかかわらず、いずれの濃度においても染色体異常の頻度に増加は認めなかった。1) (California
Environmental Protection Agency)
以下については該当文献なし
■がん原性
■生殖発生毒性
■局所刺激性
■その他の毒性
■ヒトにおける知見
■引用文献
1) California Environmental Protection Agency/ Department of Pesticide
regulation; Toxicology Data Review Summaries.
on Chlorhexidine diacetate
as of March 11,2004.] **PEER REVIEWED**
|メニューへ|